Archive for 2月, 2011

EQプログラム 原稿より

私は趣味の関係もあって、多くの楽器演奏者の演奏を聞いてきました。その中で不思議な事に楽器を演奏する技術が一流でも、全く心に響かない演奏をする人たちをたくさん見てきました。反面、技術はそれほどでなくても、情感あふれる演奏をする人もいます。この差は一体何なのでしょうか? 音楽関係者の間では、楽器の音色にその人の人間性が反映されるとよく言います。情感とは一体何者なのか、同じ曲でも演奏者によって曲想は変わります。これは譜面によって表現された曲が、演奏者の感性と演奏技術を通じて表現されるからなのです。EQの考え方は、この感覚に似ています。確かに裏付けられた知識・譲歩・技術に基づいて、それがその人の感性という人間力によって練り上げられて、威力を増して表現される。これがEQの世界であると考えます。現代社会は、白地に絵を描く事が苦手な人たちで溢れています。これから、いや今現在も、ビジネスにおいてもプライベートにおいても皆さんの人生をより豊かにしてくれるEQの世界を学ぶ事を、心よりお薦め致します。

過剰な期待が子どもを押しつぶす

一流大学に入って欲しい、一流会社に就職して欲しい、一流スポーツ選手になってもらいたい。親は子どもに対して、様々な期待をかけます。期待という字は「期」を「待つ」と書きますが、不登校の問題で多く見られるのは、元来「期」を「待つ」という期待という言葉がその過剰さ(本来の期待という意味から、親の願望の代役を強いる)から異なる状態に変貌を遂げています。「期待」は読んで字の如く、親は環境を整えて、子どもに対する支援を継続して、成長の時期を待たなくてはなりません。皆さんは自分の代役を子どもに強いていませんか?